
韓国警察は、ソーシャルメディアやYouTubeで宣伝された偽の投資スキームを通じて、5人の被害者から約15億4000万ウォン(約110万ドル)をだまし取ったとして、8人を逮捕した。
大田儒城警察署は8月12日、国内の詐欺師とされる人物を含む容疑者6人を拘束し、他の2人を拘束せずに検察に送致したと発表した。容疑者グループは韓国人4人と中国人4人で構成されていたとみられる。
容疑者らは、偽の証券会社社員証、投資証明書、偽造取引アプリを用いて、最大100%の投資収益を約束し、被害者を誘い込んだとされる。被害者はリンクからアプリをインストールし、捏造された投資実績や操作された口座残高が表示されるグループチャットに参加するよう指示された。
捜査当局によると、このグループは被害者から現金や金塊を収集し、実物資産があれば金融当局の監視や引き出し制限を回避できると主張していた。被害者一人当たりの被害額は1100万ウォンから13億ウォンに及んだ。
警察によると、この組織は勧誘、集金、輸送、資金洗浄など、それぞれの役割に分かれていたという。メンバーはテレグラムで連絡を取り合っており、互いの身元を知らないことが多かったと報じられている。収益の一部はソウルと仁川のカジノ取引を通じて資金洗浄されたとみられている。
警察は投資家を装い、金塊の受け渡しを目的とした会合をセッティングした後、最終的に容疑者である国内ファンドマネージャーを逮捕した。捜査の結果、警察は約2億5800万ウォン相当の現金と金塊を押収した。
当局は、首謀者とされる人物は現在中国にいるとみており、他にも関与したメンバーがいるかどうかを捜査している。
警察は、ソーシャルメディアやグループチャットを通じて異常に高いリターンを約束する投資勧誘には特に注意するよう消費者に警告した。特に、被害者が見慣れない投資アプリのインストールを求められたり、現金や現物資産の提供を求められたりする場合には注意が必要だ。