
ロシア連邦保安庁(FSB)は、キプロスに拠点を置く証券会社の幹部を逮捕した。彼らは70億ルーブル(約7700万ドル)以上を騙し取った疑いが持たれている。
容疑者3人は現在拘留されており、2人は自宅軟禁状態にある。
警察はモスクワとサンクトペテルブルクにある容疑者らの自宅と事務所を捜索し、1億ルーブル以上の現金、書類、会社の印鑑、仮想通貨ウォレットが入ったコンピューター機器などを押収した。
FSBによると、この証券会社はロシアのエネルギー企業と通信企業の株式を違法に取引していた。これは制裁措置により禁止されているロシアの法律に違反する行為だった。証券会社は偽造書類を使用し、凍結された米国株をロシア株に交換することで、巨額の損失をもたらした。
一方、キプロスのリマソールにある多くの証券会社が入居するオフィスビルで銃撃事件が発生した。警察によると、何者かが会社のオフィスに向けて発砲したという。
また、地元当局者によると、キプロスは麻薬カルテルが一部の外国為替会社を通じて資金洗浄を行う場所として利用されているという。最近、キプロス警察はブローカー会社を標的とした資金洗浄と恐喝の容疑で、警察官を含む3人を逮捕した。
今回のロシアでの事件は、外国ブローカーに対する一連の取り締まりの最新事例であり、今後さらなる捜査が予想される。