
オーストラリアのCFDブローカー、ペッパーストーンの最大株主は、2018年の買収から生じた契約上の紛争をめぐり、ニューサウスウェールズ州最高裁判所からプライベートエクイティ会社チャンプ・プライベート・エクイティ(現CPEキャピタル)に9,690万豪ドル(利息を含む)を支払うよう命じられた。
この訴訟は、ペッパーストーンの株式60%を保有するロック氏のFXグループ・ホールディングスをめぐるもので、フィオナ・ロック会長、タマス・サボCEO、アンドリュー・デフィナ元取締役が所属している。この紛争は、ロック氏のFXが株式取得のためチャンプ氏から1億5,000万豪ドルを借り入れたことに端を発する。借入金と利息の合計2億1,160万豪ドルは2022年までに早期返済されたが、チャンプ氏は、返済後4年間、2,500万豪ドルを超える利益の半分を受け取る権利があるとする追加の口頭合意を主張していた。
チャンプ氏は、この利益分配条項が最終契約書から削除されたのは、起草上の誤りによるものだと主張した。2025年9月、裁判所はチャンプ氏に有利な判決を下し、ケリー・リース判事は代替解釈を「不合理」と評した。ロックスFXは12月の判決を不服として控訴した。
ペッパーストーンの広報担当者は、同社は訴訟の当事者ではないことを強調し、これは「現株主と元株主間の契約上の紛争」であり、事業や顧客への影響はないと述べた。裁判所の文書によると、ロックスFXは昨年12月に既に7,700万豪ドルを超える部分的な支払いを行っていた。