＊寿スピリッツ－大和が投資判断を「2」継続、目標株価2300円→2000円

★9:48 カルビー－反発　菓子丸ごとIPに　外部の作家向け、創作活用の基盤整備＝日経カルビー<2229.T>が反発。19日付の日本経済新聞電子版は、同社が自社スナック菓子のキャラクターなどを知的財産（IP）として活用するマーケティングに取り組んでいると報じた。記事によれば、外部のクリエーターが二次創作できるプラットフォームを自前で整備し、キャラクターをアレンジした個性的な絵柄の文具や衣料品を展開するようだ。自社商品になじみの薄い若者層との接点を増やし、将来の菓子販売の増加につなげるとしている。★10:01 ＪＲ九州－ＳＭＢＣ日興が投資評価引き上げ　安定した業績推移とセクター内割安感ＪＲ九州（九州旅客鉄道）<9142.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、安定した業績推移とセクター内割安感を考慮。投資評価を「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は4900円を据え置いた。　ＳＭＢＣ日興では、セクター内の相対評価に基づいた見直しにより投資評価を引き上げた。26.3期は鉄道運賃・料金改定効果に加えて不動産・ホテルセグメントが順調に推移し、3月に公表した中期経営計画の28.3期営業利益目標710億円を超過達成すると見込む。レジャー需要などで新幹線収入は伸長しており、27.3期に万博効果反動減が見込まれる他社と比較して堅調な業績が、運賃改定効果を織り込んだＪＲ東日本と比較して予想PERに基づく割安感があると評価している。鉄道事業費用の逓増はリスク要因としたが、同社は鉄道事業の構成比が低く、今後は非運輸事業の拡大や機動的な自己株式取得に期待としている。★10:06 寿スピリッツ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ　日中関係悪化はリスク寿スピリッツ<2222.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、日中関係悪化はリスクと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価を2700円→2500円に引き下げた。　ＳＭＢＣ日興では、業績予想の見直しにより目標株価を引き下げた。日中関係の悪化や出国税の引き上げ案検討などが進む足元の情勢からインバウンド銘柄は注目されにくい状況が続くとみている。同社においても売り上げの10％強が中国人インバウンド需要と推測され、今後の動向には注視が必要と指摘した。一方で、地震予言や大阪万博などの悪材料をこなし、値上げだけではなく沖縄での事業展開や箱根での第2のルタオプロジェクトなど、新たな観点からも注目できるとみている。★10:07 Ａｒｅｎｔ－反落　協栄産業と建築積算・見積もり分野におけるAI活用で業務提携Ａｒｅｎｔ<5254.T>が反落。同社は19日9時、加賀電子<8154.T>傘下の協栄産業と、建築積算分野におけるAI活用の共同推進を目的に業務提携を開始したと発表した。提携の第1弾として、協栄産業が提供する「FKS/FN SecondStage」を対象に、同社の図面認識AIを活用したPoC（概念実証）を進めるという。これにより、図面情報を構造データ化し、積算作業の自動化を検証する。今後は、協栄産業の見積もりシステム「COMPASS 2.0」をはじめとする他のソフトウェアにも、同社の生成AI技術を活用した見積もり作成支援を取り入れ、積算・見積もり業務全体の効率化をさらに進めていく予定としている。なお、株価への好影響は限定的となっている。★10:08 扶桑電通－3日ぶり大幅反発　中計最終年度の数値目標を上方修正扶桑電通<7505.T>が3日ぶり大幅反発。同社は18日、2025年度を初年度とする3カ年の中期経営計画の最終年度の数値目標を変更すると発表した。2027年度の売上高目標は550億円（当初目標は460億円）、営業利益は22.0億円（同18.4億円）、ROEは10％（同9％）にそれぞれ引き上げる。初年度となる25.9期は、富士通<6702.T>および同グループとの連携強化により新規商談が活性化したことに加え、防災・減災ビジネスやシステム標準化などの自治体向けビジネス、民需向けのパソコン・ソフトウェア販売が好調に推移し、業績が大幅に伸長した。また、中期経営計画期間内の受注残高が大幅に増加していることや、新規商談の拡大が見込まれることも踏まえた。★10:08 扶桑電通－3日ぶり大幅反発　受託開発ソフトウェア業のシステムメイクを子会社化扶桑電通<7505.T>が3日ぶり大幅反発。同社は18日、システムメイク（東京都品川区）の全株式（自己株式を除く）を取得し、完全子会社化したと発表した。システムメイクは、証券・銀行・損害保険などの金融機関向けや公共サービス分野など、幅広い領域で受託開発事業を展開している。同件により、同社の営業ネットワークとシステムメイクの高い開発技術を連携させることで、グループ全体の提案力および開発力の一層の強化を図るとともに、システムメイクが有する社会基盤分野での豊富な実績とノウハウを生かして、全国規模でのサービス展開を推進していくとした。なお、同日発表した中計最終年度の数値目標の上方修正も好感されている。★10:15 プレイド－5日ぶり反発　12月末決算に変更へ　26.12期営業益21.8億円見込むプレイド<4165.T>が5日ぶり反発。同社は18日、事業年度の末日を現行の9月30日から12月31日に変更すると発表した。　これに伴い、決算期変更の経過期間となる第15期事業年度（2025年10月1日～26年12月31日）の15カ月間の通期連結業績予想を公表した。26.12期通期の連結売上高は205.8億円（従来の12カ月決算では160.8億円）、連結営業利益は21.8億円（同18.5億円）を見込むとしている。　決算期の変更は、12月18日に開催予定の第14期定時株主総会において「定款一部変更の件」が承認されることを条件とする。

寿スピリッツ<2222.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、日中関係悪化はリスクと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価を2700円→2500円に引き下げた。　ＳＭＢＣ日興では、業績予想の見直しにより目標株価を引き下げた。日中関係の悪化や出国税の引き上げ案検討などが進む足元の情勢からインバウンド銘柄は注目されにくい状況が続くとみている。同社においても売り上げの10％強が中国人インバウンド需要と推測され、今後の動向には注視が必要と指摘した。一方で、地震予言や大阪万博などの悪材料をこなし、値上げだけではなく沖縄での事業展開や箱根での第2のルタオプロジェクトなど、新たな観点からも注目できるとみている。

寿スピリッツ<2222.T>調査機関：SMBC日興証券 投資判断：「1（アウトパフォーム）」継続 目標株価：2700円→2500円【1（アウトパフォーム）】　アナリストが予想する投資リターンが担当業種のカバレッジ・ユニバースの投資リターンの中央値を上回ると判断する場合 【2（中立）】　同中央値と同程度と判断する場合 【3（アンダーパフォーム）】　同中央値を下回ると判断する場合 【NR】　投資評価を実施しない場合 【RS】　一時的に投資評価を停止する場合 11月17日の終値は1792.5円（-146）、売買高は2130000株。同終値に基づく株価指標などは下記の通り。◆トレンド ◆テクニカル指標 5日移動平均 1919.2 -6.6% RSI 43.59% 25日移動平均 1880.1 -4.65% ストキャスティクスF 41.66% 100日移動平均 1920.9 -6.68% ストキャスティクスS 56.86% 200日移動平均 2108.3 -14.97% サイコロ 66.67% 13週移動平均 1852.6 -3.24% ボリュームレシオ 201.57% 26週移動平均 1956.2 -8.36% ◆変動率ベータ値 決定係数 TOPIX 90日 0.25 0.02 TOPIX 180日 0.68 0.2 日経平均 90日 0.09 0.01 日経平均 180日 0.51 0.15 ※上記は市場関係者等からの情報をもとに作成したものです。また訂正等が発生する場合もありますのであらかじめご了承ください。

★9:12 Ｈｍｃｏｍｍ－反発　20万株・2億円を上限に自社株買い　割合は4.9％Ｈｍｃｏｍｍ<265A.T>が反発。同社は14日、20万株・2億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年11月15日～12月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.9％となる。★9:12 Ｈｍｃｏｍｍ－反発　日本直販と業務提携Ｈｍｃｏｍｍ<265A.T>が反発。同社は14日、日本直販（東京都港区）と、両社のAI技術およびブロックチェーン技術を集結し、それぞれの事業における優位性を確保するため業務提携すると発表した。日本直販の持つコンタクトセンターと同社AI技術を活用した、AIコールセンター化に向けた共同開発や、日本直販のweb3.0事業に関する同社のブロックチェーン技術とAI技術を活用した、プラットフォームの共同開発を行うとしている。★9:12 Ｈｍｃｏｍｍ－反発　上期営業益93％減も自社株買いなどを好感Ｈｍｃｏｍｍ<265A.T>が反発。同社は14日、25.12期3Q累計（1-9月）の営業利益は900万円（前年同期比92.7％減）だったと発表した。大口案件に係るプロジェクトの最終的な品質を確保するための検証プロセスに時間を要したことや、新規大型案件の契約調整に伴う売り上げ計上の4Qへの移行などが響いた。なお、4Qで はDXパートナー事業の業績寄与が本格化し、大型案件の計上も見込まれることから、通期業績は計画通りの着地を見込んでいるとした。なお株価は、同日発表された自社株買いや日本直販との業務提携が好感され、買いが優勢となっている。★9:13 ブランジスタ－続落　今期営業益26％増見込む　前期は21％増ブランジスタ<6176.T>が続落。同社は14日、26.9期通期の連結営業利益予想を従来の14.5億円（前期比25.9％増）に、年間配当予想を15円（前期は10円）にすると発表した。　プロモーション支援事業では、既存顧客の更新契約率の維持・向上、全国の地域金融機関との連携を拡大・強化することによる民間企業・地方自治体の新規契約数のさらなる増加に取り組む。メディア事業では、インバウンド対応や地方自治体とのタイアップ広告売上の獲得を進めるとしている。　25.9期通期の連結営業利益は11.5億円（前の期比21.1％増）だった。プロモーション支援事業におけるカスタマーサクセスによる伴走型支援などが好調だった。　なお、株価は材料出尽くしによる売りが優勢となっている。★9:13 ブランジスタ－続落　11月21日付で東証スタンダードへ市場変更ブランジスタ<6176.T>が続落。同社は14日、東京証券取引所よりスタンダード市場への区分変更の申請について承認を受けたと発表した。11月21日をもって、現行の東証グロース市場からスタンダード市場上場となる。　なお、株価は同時に発表した決算を受けて売りが優勢となっている。★9:14 ラックランド－買い気配　通期営業益を上方修正　復配へラックランド<9612.T>が買い気配。同社は14日、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の17.4億円から37.4億円（前期比16.0倍）に上方修正すると発表した。　下期においても受注環境が引き続き堅調であることが見込まれており、売上高および各段階利益についても順調に進ちょくしていることを踏まえた。　25.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は35.4億円（前年同期比7.4倍）だった。　併せて25.12期の期末配当予想を無配から20円（前期末は無配）に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。★9:22 マツキヨココカラ－急落　中国が訪日自粛呼びかけ　インバウンド関連に売りマツキヨココカラ＆カンパニー<3088.T>が急落。中国外務省が14日、中国国民に対し日本への渡航を当面控えるよう注意喚起したことが材料。15日2時付の日本経済新聞電子版の報道によれば、在日本中国大使館が発表した通知は「日本の指導者が公然と台湾問題に関して露骨な挑発的発言をした」と主張。「日中間の人的交流の雰囲気が著しく悪化し、中国人の身の安全に重大なリスクをもたらしている」と喚起し、日本在住の中国人にも注意を呼びかけたとしている。これを受け、インバウンド需要に影響するとの懸念から同社や、高島屋<8233.T>、寿スピリッツ<2222.T>、エアトリ<6191.T>、Ｊａｐａｎ Ｅｙｅｗｅａｒ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ<5889.T>など幅広い関連銘柄に売りが入っている。★9:32 窪田製薬－3日続落　新株および新株予約権で6.1億円調達　医薬品有効成分の製造関連費などに充当窪田製薬ホールディングス<4596.T>が3日続落。同社は17日、第三者割り当てによる新株式および第38回新株予約権の発行、ならびに新株予約権の買い取り契約（コミット・イシュー）の締結を発表した。　新株式は同社代表取締役会長、社長兼最高経営責任者である窪田良氏および同氏の資産管理会社である窪田アセットマネージメントに、新株予約権はＥＶＯ ＦＵＮＤ（ケイマン諸島）にそれぞれ割り当てる。新株式の払込期日は12月22日。発行株式数は4500万株。発行価額は7円。新株予約権の割当日は12月22日。発行数は45万個（潜在株式数4500万株）行使価額は7円。差引手取概算額として6億1400万4500円を調達し、医薬品有効成分の製造関連費用（スターガルト病治療候補薬）などに充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は最大で127.83％となる。　なお、同社株については9時30分まで売買停止となっていた。★9:38 サイバーセキュリティクラウド－急騰　3Q累計営業益21％増　各種受注が好調サイバーセキュリティクラウド<4493.T>が急騰。同社は17日、25.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は8.4億円（前年同期比21.1％増）だったと発表した。　パブリッククラウドWAF自動運用ツール「WafCharm」やフルマネージドセキュリティサービス「CloudFastener」の受注が好調であることに加え、2024年10月に連結子会社化したジェネレーティブテクノロジーの受託案件も寄与した。

マツキヨココカラ＆カンパニー<3088.T>が急落。中国外務省が14日、中国国民に対し日本への渡航を当面控えるよう注意喚起したことが材料。15日2時付の日本経済新聞電子版の報道によれば、在日本中国大使館が発表した通知は「日本の指導者が公然と台湾問題に関して露骨な挑発的発言をした」と主張。「日中間の人的交流の雰囲気が著しく悪化し、中国人の身の安全に重大なリスクをもたらしている」と喚起し、日本在住の中国人にも注意を呼びかけたとしている。これを受け、インバウンド需要に影響するとの懸念から同社や、高島屋<8233.T>、寿スピリッツ<2222.T>、エアトリ<6191.T>、Ｊａｐａｎ Ｅｙｅｗｅａｒ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ<5889.T>など幅広い関連銘柄に売りが入っている。

★9:07 ＪＩＧ－ＳＡＷ－買い気配　3Q累計営業益11％減も収益改善を好感ＪＩＧ－ＳＡＷ<3914.T>が買い気配。同社は4日、25.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は4.0億円（前年同期比10.6％減）だったと発表した。連結売上高は26.7億円（同3.2％増）となった。　新東京本社における本社移転費用影響の収束に伴い、各四半期連結累計期間における営業利益の前年比率は、1Q：33.8％減、2Q：28.8％減、3Q：10.6％減となり、順調に改善しているという。これが好感され、株価は買いが優勢となっている。★9:09 パーカーコーポ－4日続伸　通期営業益を上方修正　増配も発表パーカーコーポレーション<9845.T>が4日続伸。同社は4日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の48.0億円から55.0億円（前期比12.0％増）に上方修正すると発表した。 当初懸念された外部環境リスクの限定化、および全社的なコスト削減努力と不採算事業の再編などの構造改革の進ちょくや、為替変動の影響により、利益面が大きく改善する見通しとなったことを踏まえた。　26.3期上期（4-9月）の連結営業利益は32.7億円（前年同期比48.3％増）だった。　併せて、26.3期の中間配当を従来予想の14円に対し16.5円（前期中間は12.5円）に決定し、期末配当予想を14円から16.5円（前期末は12.5円）に上方修正すると発表した。年間配当予想は28円→33円（前期は25円）となる。★9:13 寿スピリッツ－4日続伸　上期最終益は前年並み　各種施策効果などが寄与寿スピリッツ<2222.T>が4日続伸。同社は11月4日、26.3期上期（4-9月）の連結純利益は50.2億円（前年同期比0.5％増）だったと発表した。　各種施策効果などにより、増収となった。原材料価格の高騰など製造コスト増加が売上総利益率を押し下げた一方、増収効果により、中間純利益は、僅かながら前年同期を上回った。★9:21 ＰＡＬＴＡＣ－急落　上期最終益6％減　人件費増など響くＰＡＬＴＡＣ<8283.T>が急落。同社は4日、26.3期上期（4-9月）の純利益は111億円（前年同期比6.4％減）だったと発表した。　付加価値の高い新規取扱商材の拡充などにより売上総利益率が改善した。一方、人件費や物流費の増加などによる販管費増加が売上総利益の増加を上回った。前年に計上した投資有価証券売却益の反動も響いた。★9:24 愛知時計電機－急落　上期営業益20％増も進ちょくの遅れを嫌気愛知時計電機<7723.T>が急落。同社は4日、26.3期上期（4-9月）の連結営業利益は16.4億円（前年同期比20.4％増）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は35.5％。　増収効果および売上製品構成の好転により、売上総利益は中間期過去最高を更新。一部製品の不具合対策費用を計上したものの、営業利益以降も前年同期を上回ったとしている。なお株価は、進ちょくの遅れが嫌気され、売りが優勢となっている。★9:27 三菱物流Ｒ－大和が目標株価引き上げ　引き続き資本効率改善を意識した戦略を評価三菱地所物流リート投資法人<3481.T>が続伸。大和証券では、引き続き資本効率改善を意識した戦略を評価。投資判断「2（Outperform）」を継続、目標株価を138000円→139000円と引き上げた。　大和では、引き続き資本効率改善を意識した戦略を評価している。同社のポートフォリオのうち、市場で需給バランスが懸念されている圏央道エリアの比率は延床面積ベースで2％程度（大和試算）とみられ、今後の稼働状況、賃料増額トレンドの転換に関して過度な懸念は不要と考えている。