【初動銘柄】東証スタンダード／岡本硝子やシリウスＶが上にブレイク

きょうの小型株は上昇。スタート直後は方向感を欠く展開だったものの、下値が限定的だったことで次第に値上がり銘柄数が増えた。終日不安定な値動きではあったが、プライム市場は1100社程度が上昇。TOPIXスモールも3日ぶりの反発となった。東証グロース市場250指数は朝方に700ポイントを割れそうになったが、かろうじてプラス圏で終えた。　個別銘柄では、業績関連でかわでん<6648.T>がストップ高比例配分。トーメンデバイス<2737.T>やＧｅｎｋｙ ＤｒｕｇＳｔｏｒｅｓ<9267.T>はストップ高となった。後場の決算発表を受けて南海辰村建設<1850.T>が一時ストップ高を付けた。　値下がりでは、業績関連でＪＦＥシステムズ<4832.T>、ダイトーケミックス<4366.T>、エイトレッド<3969.T>などが急落。このところ造船関連として暴騰していた赤阪鉄工所<6022.T>が急落した。 TOPIXスモール 3,695.86 +43.07 +1.18% 東証グロース指数 921.42 +5.87 +0.64% 東証スタンダード 1,483.41 +6.71 +0.45% 売買代金（億円）1,103.95 * * 売買代金（億円） 1,902.66 * * 値上がり 311 * * 値上がり 792 * * 値下がり 253 * * 値下がり 582 * * グロース250指数 707.46 +4.03 +0.57%

★15:10 愛三工業－後場急伸　上期営業益14％減　コンセンサス上回る愛三工業<7283.T>が後場急伸。同社は30日15時、26.3期上期（4-9月）の連結営業利益は94.0億円（前年同期比14.2％減）だったと発表した。市場コンセンサスは85.0億円。アジア、欧州における販売数量の減少などにより減益となった。　なお、コンセンサスを上回る着地だったことから、株価は買いが優勢となっている。★15:11 南海辰村建設－後場急騰　上期営業益74％増　建設事業で大幅増益南海辰村建設<1850.T>が後場急騰。同社は30日15時、26.3期上期（4-9月）の連結営業利益は11.4億円（前年同期比73.9％増）だったと発表した。　建設事業において、手持ち工事の利益改善や追加工事の利益の上積みなどにより、大幅増益となったことなどが寄与した。★15:13 中部鋼鈑－後場マイナス転換　通期営業益を下方修正　上期は85％減中部鋼鈑<5461.T>が後場マイナス転換。同社は30日15時に、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の50.0億円から23.0億円（前期比15.0％減）に下方修正すると発表した。　主要製品である厚板の需要回復は遅れており、積極的な販売活動により受注回復に努めているが、販売数量は当初予想を下回る見込み。また販売価格についても、市況の低迷により当初予想を下回る見込みであることを踏まえた。　26.3期上期（4-9月）の連結営業利益は5.6億円（前年同期比84.6％減）だった。★15:14 東北電力－後場マイナス転換　上期最終益17％減　需給調整費用の増加など響く東北電力<9506.T>が後場マイナス転換。同社は30日15時、26.3期上期（4-9月）の連結純利益は877億円（前年同期比17.3％減）だったと発表した。市場や販売環境の変化に伴う収支悪化、送配電事業における需給調整費用の増加などが響いた。★15:26 小松マテーレ－後場急騰　通期最終益を下方修正も自社株買いなどを好感小松マテーレ<3580.T>が後場急騰。同社は30日15時、26.3期通期の連結純利益予想を従来の25.5億円から14.4億円（前期比52.3％減）に下方修正すると発表した。　上期において、同社が保有する投資有価証券（非上場株式）の一部について、取得価額に比べ実質価額が大幅に下落したため、投資有価証券評価損12億3200万円を特別損失として計上したことなどが響いた。　26.3期上期（4-9月）の連結純利益は1.9億円（前年同期比88.4％減）だった。会社計画の13.0億円を下回った。　なお株価は、同日発表された自社株買いや消却が好感され、買いが優勢となっている。★15:26 小松マテーレ－後場急騰　200万株・17億円を上限に自社株買い　割合は5.0％小松マテーレ<3580.T>が後場急騰。同社は30日15時、200万株・17億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年11月1日～2026年10月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.0％となる。　併せて、390万株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は11月14日。消却前の発行済株式総数に対する割合は9.0％となる。

南海辰村<1850.T>が30日発表した2025年4～9月期の連結決算は、営業利益が73.8%増の11億4000万円だった。売上高は2.5%減の224億円、経常利益は78.0%増の11億4000万円、純利益は81.2%増の7億8300万円となった。◆南海辰村<1850.T>が発表した2025年4～9月期の連結決算は下記の通り。 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株利益 4～9月期実績 22,436 1,142 1,146 783 27.19 前年同期 23,011 657 644 432 14.99 前年同期比 △2.50% 73.82% 77.95% 81.25% 81.39% ※ 単位は百万円、1株利益は円開示日時：2025年10月30日 15:00※ このニュースは当該企業が開示したデータ情報をもとに作成しています。開示後に訂正・削除等になる場合がありますのであらかじめご了承ください。また会計方針の変更など遡及処理には対応しておりませんので、過年度の数値および比較については処理前の数値をもとに作成しています。

南海辰村<1850.T>は30日、2026年3月期の連結営業利益が22億3000万円の黒字になる見込みだと発表した。従来予想は22億3000万円の黒字だった。売上高は485億円(従来485億円)、経常利益は22億4000万円の黒字(従来22億4000万円の黒字)、純利益は15億2000万円の黒字(従来15億2000万円の黒字)となる見通し。◆南海辰村<1850.T>が発表した2026年3月期の連結業績見通しは下記の通り。 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株利益 今回発表 48,500 2,230 2,240 1,520 52.73 前回予想 48,500 2,230 2,240 1,520 52.73 増減額 0 0 0 0 0.00 増減率 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 前期実績 52,945 2,381 2,388 1,714 59.48 ※ 単位は百万円、1株利益は円開示日時：2025年10月30日 15:00※ このニュースは当該企業が開示したデータ情報をもとに作成しています。開示後に訂正・削除等になる場合がありますのであらかじめご了承ください。また会計方針の変更など遡及処理には対応しておりませんので、過年度の数値および比較については処理前の数値をもとに作成しています。

南海辰村建設<1850.T>が後場急騰。同社は30日15時、26.3期上期（4-9月）の連結営業利益は11.4億円（前年同期比73.9％増）だったと発表した。　建設事業において、手持ち工事の利益改善や追加工事の利益の上積みなどにより、大幅増益となったことなどが寄与した。

★10:26 桜島埠頭－ストップ高買い気配　自民と維新、きょう午後に政策合意の見通しと伝わる桜島埠頭<9353.T>がストップ高買い気配。自民党と日本維新の会が20日午後に、維新の与党入りを含めた政策協議で合意する見通しとなったと伝わったことが材料視されている。　20日6時30分配信の毎日新聞報道によれば、合意すれば21日に予定される臨時国会の首相指名選挙で、維新は高市氏に投票し、高市氏が石破茂首相の後任に選出されることになるもよう。16日から始まった政策協議では、維新は合意の「絶対条件」として、災害時の首都中枢機能のバックアップを担う「副首都構想」と社会保険料引き下げを含む「社会保障改革」を挙げたとしている。　大阪が副首都になるとの期待から、同地域を地盤とする銘柄が引き続き買われている。コンクリート製品を手掛けるイトーヨーギョー<5287.T>や、中堅ゼネコンの南海辰村建設<1850.T>も高い。堺市に本社を置く住宅メーカーの誠建設工業<8995.T>はストップ高買い気配となっている。★10:30 リガクＨＤ－反発　台湾に新拠点を開設　10月より本格稼働開始リガク・ホールディングス<268A.T>が反発。同社は20日10時、2025年、台湾に新たなグループ会社Ｒｉｇａｋｕ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ　Ｔａｉｗａｎを設立し、同グループ会社内に設けた技術拠点が10月より本格稼働を開始したと発表した。生産環境を再現したクリーンルーム、デモンストレーション、トレーニング、共同開発のためのスペースを備え、現地チームによる迅速かつ高度な技術サポートを提供する。これにより、半導体・材料・ライフサイエンスの各分野において、地域に密着したソリューション提供をいっそう強化するとしている。★10:40 バルテスＨＤ－3日ぶり大幅反発　ドキュメント品質を高める解析AIツール提供開始バルテス・ホールディングス<4442.T>が3日ぶり大幅反発。同社は20日10時30分、グループ会社でソフトウェアテストを通じた品質向上支援を行うバルテスが同日、ドキュメント品質を高める解析AIツール「QuintSpect（クインスペクト）」の提供を開始したと発表した。「QuintSpect」は、これまで人の専門知見により実施してきたレビューにAI技術を加えることで、より高精度かつ効率的に品質診断を実現するツール。まずプロトタイプ版として期間限定で公開し、利用者からのフィードバックをもとに機能を段階的に拡充していく予定としている。★10:46 ＪＤＳＣ－急騰　ソフトバンクとAIエージェント開発などを目的に資本業務提携ＪＤＳＣ<4418.T>が急騰。同社は20日、ソフトバンク<9434.T>と、AI領域での中長期的な戦略的協業を目的とする資本業務提携契約を締結したと発表した。両社はこれまでもAI領域において協業してきたが、今回の提携によりAI領域における中長期的な戦略パートナーとして協働し、最先端のAI技術の社会実装を加速させる。これにより日本のあらゆる産業における企業変革と抜本的な生産性向上を推進し、社会へのいっそうの貢献をめざすとしている。★10:46 霞ヶ関キャピタル－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ　中長期での成長期待は不変霞ヶ関キャピタル<3498.T>が急騰。ＳＭＢＣ日興証券では、中長期での成長期待は不変と判断。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価を10500円→16000円に引き上げた。　ＳＭＢＣ日興では、26.8期はフロー収益中心であり、当面の株式市場における主な論点は仕入れ進ちょくの確認になるとみている。例年通りではあるものの、上期ごろまではマルチプルが切りあがりづらい可能性があると指摘した。一方、中計達成に向けた国内外の施策は有望であるとみており、6～12カ月後の株価を見据えるのであれば株価アップサイドは大きいと判断している。★10:55 住友金属鉱山－5日ぶり大幅反落　NY金先物が6日ぶり反落　東証のETF注意喚起も嫌気か住友金属鉱山<5713.T>が5日ぶり大幅反落。金価格の下落などが嫌気されている。　17日ニューヨーク金先物は6営業日ぶりに反落。12月限の終値は前営業日比91.3ドル安の1トロイオンス＝4213.3ドルとなった。米中対立激化への警戒感が和らぎ、連日で史上最高値を更新していた金に利益確定の売りが出た。　また、東京証券取引所は17日、純金上場信託（現物国内保管型）<1540.T>、純プラチナ上場信託（現物国内保管型）<1541.T>に関する注意喚起を発表。市場価格が基準価額と比較して高い状態で推移する傾向が継続しているとし、ETFの取引にあたっては三菱ＵＦＪ信託銀行が公表している基準価額に関する日々の情報などに留意するよう呼びかけた。　注意喚起を受けて純金上場信託を含めたコモディティ関連のETFが軒並み下落しており、金先物の下落も相まって金鉱山を保有する同社にも利益確定売りが出ている。貴金属リサイクルのアサカ理研<5724.T>や非鉄大手のＤＯＷＡホールディングス<5714.T>なども軟調。