【初動銘柄】東証グロース／ソレイジアやオンコリスが上にブレイク

きょうの小型株は上昇。米国の利下げ期待から日本株もリスクオンムードが高まり、海運を除く全業種がプラスで終えた。AI関連に比べて出遅れ感のある銘柄群が堅調で、プライム市場の約9割が上昇。TOPIXスモールが3800ポイントの大台に乗せて最高値を更新した。東証グロース市場250指数は前日の下落分を埋め、8営業日ぶりに5日線を上回った。　個別銘柄では、TOB関連でプライム・ストラテジー<5250.T>がストップ高比例配分。マンガ翻訳などで中東企業と基本合意したと発表したＬｉｎｋ－Ｕグループ<4446.T>もストップ高比例分だった。業績関連ではディスラプターズ<6538.T>やビーアンドピー<7804.T>が急騰した。　値下がりでは、新株予約権の発行を発表したダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699.T>が下落。公募増資などを発表したディア・ライフ<3245.T>が大幅安だった。このところ動意付いていたＡＩストーム<3719.T>はストップ安となった。 TOPIXスモール 3,829.45 +55.54 +1.47% 東証グロース指数 895.88 +20.94 +2.39% 東証スタンダード 1,490.91 +12.69 +0.86% 売買代金（億円）1,209.58 * * 売買代金（億円） 1,258.36 * * 値上がり 416 * * 値上がり 1,046 * * 値下がり 151 * * 値下がり 369 * * グロース250指数 684.67 +17.36 +2.60%

★9:05 シリコンスタジオ－3日続伸　12月2日付で東証スタンダードへ市場変更シリコンスタジオ<3907.T>が3日続伸。同社は25日、東京証券取引所よりスタンダード市場への区分変更の申請について承認を受けたと発表した。12月2日をもって、現行の東証グロース市場からスタンダード市場上場となる。★9:05 サイフューズ－3日ぶり反発　福証Q-Board市場への上場が承認　東証グロースと重複上場サイフューズ<4892.T>が3日ぶり反発。同社は25日、福岡証券取引所Q-Board市場への上場承認を得たと発表した。上場予定日は12月2日。現在上場している東京証券取引所グロース市場との重複上場となる。★9:05 プラネット－続伸　1Q営業益34％増　減収も販管費の減少などが寄与プラネット<2391.T>が続伸。同社は25日、26.7期1Q（8-10月）の営業利益は1.7億円（前年同期比33.8％増）だったと発表した。「基幹EDI」のデータ量の微減により減収となったものの、売上原価および販管費の減少などが寄与した。★9:07 ミヨシ油脂－3日ぶり反発　株主優待制度を拡充　継続保有で保有株式数に応じQUOカード増額ミヨシ油脂<4404.T>が3日ぶり反発。同社は25日、株主優待制度を拡充すると発表した。これまで、12月末日時点で100株以上の株式を保有する株主に対して、株主優待品としてQUOカード1000円分を贈呈していたが、制度を拡充し、12月末日時点で3年以上継続して株主優待品の支給条件に対応する株式数を保有する株主に関しては、保有株式数に応じたQUOカード（1000円～5000円分）を贈呈するという。保有期間3年未満の株主に関しては、保有株式数が優待基準日時点で100株以上であれば、従来どおり、QUOカード1000円分を贈呈する。　2025年12月末日時点の株主名簿に記載または記録された株主を対象とする株主優待より、変更後の制度を適用するとしている。★9:07 ＧｒｅｅｎＢｅｅ－3日続落　新たに系統用蓄電池事業を開始ＧｒｅｅｎＢｅｅ<3913.T>が3日続落。同社は25日、GX（グリーン･トランスフォーメーション）サービス事業の一環として、新たに系統用蓄電池事業を開始すると発表した。今回、完全子会社「ＧｒｅｅｎＢｅｅ　Ｓｕｓｔａｉｎａｂｌｅ　Ｅｎｅｒｇｙ（仮称）」を設立し、「備前市穂波高圧第2蓄電所（仮称）」を運営するという。当該子会社は、アグリゲーター（蓄電池設備を遠隔制御し、複数の電力市場において最適な運用を行う事業者）との間で運用業務委託契約を締結し、卸電力市場、需給調整市場および容量市場での電力取引を委託する。また、当該蓄電所を活用することで、同社が開発・販売しているEMS（エネルギー使用状況の可視化、管理、分析、制御を担当する機器とサービスの組み合わせ）クラウドサービスを系統用蓄電池事業向けに適用させていくとした。同件が25.12月期の同社連結業績に与える影響は軽微だが、26.12期以降は、当該蓄電所運営による電力収益が見込まれるため、26.2期通期連結業績予想を発表する際に織り込んでいくとした。なお、株価への好影響は限定的となっている。★9:08 東洋証券－反発　金融商品仲介業のダブルチェックを子会社化東洋証券<8614.T>が反発。同社は25日、金融商品仲介業のダブルチェック（東京都葛飾区）の発行済み株式の100％を取得し、子会社化すると発表した。同社グループの第六次中期経営計画におけるチャネル戦略の一環として、2021年より始めたIFAビジネスをさらに拡大し、IFAチャネルの強化を図るとしている。

★9:03 ＪＥＳＨＤ－東海東京が目標株価引き上げ　堅調な業績が続く見通しジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、主力である保守契約台数の増加で堅調な業績が続く見通しと判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を2150円→2350円と引き上げた。　東海東京では注目ポイントとして、1.26.3期上期の保守契約台数は前期末比7350台増加の12万0870台と12万台を突破。顧客のコスト削減意識の高まりや同社提供サービスへの評価の高まり、技術員増強などにより今後も保守契約台数の増加が見込まれること、2.26.3期上期のリニューアル実施台数は1200台と前期末比140台増加。リニューアル需要の増加に伴いリニューアル実施台数が増加する見通しであることの2つを挙げている。★9:03 ダイヤモンドエレクトリックＨＤ－売り気配　新株予約権で53.6億円調達　M&A資金などに充当ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699.T>が売り気配。同社は25日、ＥＶＯ ＦＵＮＤ（ケイマン諸島）を割当先とする第三者割り当てによる第8回新株予約権（行使価額修正条項付）の発行、および新株予約権の第三者割り当て契約（コミット・イシュー）の締結を発表した。　割当日は12月12日。発行数は8万5000個（潜在株式数は850万株）。当初行使価額は631円。下限行使価額は316円。差引手取概算額として53億6003万円を調達し、M&Aおよび資本業務提携の資金に充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は最大で91.86％となる。　併せて、残存する第5回および第6回新株予約権の全部を取得し、消却することも発表した。★9:03 ＧＭＯ－買い気配　420万株・100億円を上限に自社株買い　割合4.14％ＧＭＯインターネットグループ<9449.T>が買い気配。同社は25日、420万株・100億円を上限とした自社株買いを行うと発表した。取得期間は2025年11月26日～26年2月12日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.14％となる。★9:03 ディスラプターズ－買い気配　通期最終益を上方修正　HR領域の伸長など寄与ディスラプターズ<6538.T>が買い気配。同社は25日、26.3期通期の連結純利益予想を従来の3.4億円から5.6億円（前期比2.7倍）に上方修正すると発表した。　主体事業であるマーケティング事業が好調に推移し、その中でも特にHR領域が伸長している。子会社の株式譲渡に関連する解決金を受領したことなども寄与する。★9:04 Ｌｉｎｋ－Ｕ－買い気配　サウジアラビアの翻訳企業と基本合意　マンガなどのローカライズ化でＬｉｎｋ－Ｕグループ<4446.T>が買い気配。同社は25日、翻訳・ローカリゼーション企業のＴａｒｊａｍａ（サウジアラビア）と、日本のデジタルコンテンツ（主にマンガ・アニメ）のアラビア語ローカライズ、配信、および官民連携による事業開発を目的とする基本合意書を締結したと発表した。　日本のマンガなどのデジタルコンテンツをアラビア語圏向けに最適化するための翻訳・編集ローカライズの共同実施、MENA地域（中東・北アフリカ地域）に最適化されたデジタルコンテンツプラットフォームの開発・導入などに取り組むとしている。★9:04 インターメスティック－反発　通期営業益を上方修正　増配も発表インターメスティック<262A.T>が反発。同社は25日、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の55.1億円から59.9億円（前期比19.4％増）に上方修正すると発表した。　3Q累計期間において、TVCMをはじめとした各種プロモーション施策の効果で「SUNCUTGlasses」や「調光レンズ」をはじめとしたUV対策商品の売上高が当初の想定を上回る水準で推移した。また、全社的なコスト最適化の取り組みにより原価が想定を下回ったことなども踏まえた。　併せて25.12期の期末配当予想を42.9円から44円（前期末は40.2円）に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

ＧｒｅｅｎＢｅｅ<3913.T>が3日続落。同社は25日、GX（グリーン･トランスフォーメーション）サービス事業の一環として、新たに系統用蓄電池事業を開始すると発表した。今回、完全子会社「ＧｒｅｅｎＢｅｅ　Ｓｕｓｔａｉｎａｂｌｅ　Ｅｎｅｒｇｙ（仮称）」を設立し、「備前市穂波高圧第2蓄電所（仮称）」を運営するという。当該子会社は、アグリゲーター（蓄電池設備を遠隔制御し、複数の電力市場において最適な運用を行う事業者）との間で運用業務委託契約を締結し、卸電力市場、需給調整市場および容量市場での電力取引を委託する。また、当該蓄電所を活用することで、同社が開発・販売しているEMS（エネルギー使用状況の可視化、管理、分析、制御を担当する機器とサービスの組み合わせ）クラウドサービスを系統用蓄電池事業向けに適用させていくとした。同件が25.12月期の同社連結業績に与える影響は軽微だが、26.12期以降は、当該蓄電所運営による電力収益が見込まれるため、26.2期通期連結業績予想を発表する際に織り込んでいくとした。なお、株価への好影響は限定的となっている。

Ｌｉｎｋ－Ｕグループ<4446.T>が買い気配。同社は25日、翻訳・ローカリゼーション企業のＴａｒｊａｍａ（サウジアラビア）と、日本のデジタルコンテンツ（主にマンガ・アニメ）のアラビア語ローカライズ、配信、および官民連携による事業開発を目的とする基本合意書を締結したと発表した。　日本のマンガなどのデジタルコンテンツをアラビア語圏向けに最適化するための翻訳・編集ローカライズの共同実施、MENA地域（中東・北アフリカ地域）に最適化されたデジタルコンテンツプラットフォームの開発・導入などに取り組むとしている。

きょうの小型株は上昇か。前日の米国株は年内の利下げ期待などから堅調に推移し、特にラッセル2000の上昇が目立った。東京市場においても米株高を好感した買いが先行すると予想される。このところは、調整傾向にある日経平均に対してTOPIXスモールが高値更新を試す展開であり、物色対象の変化が感じられる。きょうは終値ベースで3800ポイントを超えられるか期待したい。　個別銘柄では、サウジアラビアの翻訳会社との業務提携を発表したＬｉｎｋ－Ｕグループ<4446.T>、通期見通しの上方修正を発表したディスラプターズ<6538.T>、記念配の実施と株主優待制度の拡充を発表したエプコ<2311.T>などに注目する。TOPIXスモール 3,773.91 +2.33 +0.06% 東証グロース指数 874.94 -13.92 -1.57% 東証スタンダード 1,478.22 -1.30 -0.09% 売買代金（億円）1,169.98 * * 売買代金（億円） 1,404.85 * * 値上がり 240 * * 値上がり 792 * * 値下がり 336 * * 値下がり 602 * * グロース250指数 667.31 -13.12 -1.93%