先物・OP市況－50480円で日中取引を終了　前日終値比520円安

Nidhi Verma

国営石油会社のIndian Oil CorpとBharat Petroleum Corpは、値引き幅が拡大したため、非認可業者からロシア産原油の積み出しを1月に発注したと、この件に詳しい業界関係者が語った。

BPCLはロシアのウラルとCPCをそれぞれ2カーゴずつ、計4カーゴ購入したという。

インドのトップ精製会社であるIOCも、1月積みのロシア産原油を数カーゴ購入したという。

IOCは、ワシントンが10月にロシアのトップ石油生産者であるロスネフチとルクオイルに制裁関税を課した後、一貫して制裁関税に対応したロシア産原油カーゴを購入してきた。しかし、BPCLは12月積みロシア産原油の購入を見送った。

カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC) システムを通じて供給される石油の大半はカザフスタン産である。ロシアもCPCを通じて一部の石油を販売している。

BPCLとIOCは コメントを求めたが、すぐに返答はなかった。

他の国営石油精製会社、マンガロール製油所・石油化学会社 、ヒンドゥスタン・ペトロリアム社 、民間企業HPCL-ミッタル・エナジー社はロシア産原油の購入を停止している。

ロスネフチが一部所有するナヤラ・エナジーは、英国やEUの制裁を受けて他のサプライヤーが撤退した後、ロシアの石油を独占的に加工している。

世界最大の精製コンプレックスを運営するリライアンス・インダストリーズ社 は、ロネフチとの契約に基づき、11月20日以降に到着する小包をインド市場に特化した製油所で処理すると発表した。

午前の日経225先物は下落。50630円で寄り付き。前日上昇の反動から利益確定売りが優勢で50230円まで下げ幅を広げる場面があった。昼休みは50300円台で推移している。　後場は軟調か。午前の出来高は9000枚と低調。日経VIは28.50付近まで上昇している。週末の後場とあって、押し目を買う動きは限定的となろう。一方でオプション価格の変動は前日ほどではないこともあり、ここからさらに大幅安となる可能性は小さいと予想する。想定レンジは50200-50600円

日経平均VI（ボラティリティインデックス）が上昇。10時50分時点で前日比3％高の28.90付近で推移している。指数の下落に伴い、プット価格の上昇が目立つ。

これはヘッドラインだけのニュースです。

TOPIX先物が下落。10時20分時点で前日比1.2％安となっている。業種別騰落率では全業種が下落しており、ゴム製品、証券が下落率上位となっている。

グロース250指数先物がプラス転換。前日比マイナスとなる657ポイントで寄り付き。その後は買いが優勢となり、9時25時点で前日比0.3％高の663ポイント付近まで上昇している。　個別では、Ｓｙｎｓｐｅｃｔｉｖｅ<290A.T>、サンバイオ<4592.T>、Ｈｅａｒｔｓｅｅｄ<219A.T>などが高い。同時間帯の東証グロース市場コア指数は同1.4％高と、主力株の上昇が目立っている。