ユーロテクニカル一覧＝上向きの21日線が支持となるか見極め

ドル円　ユーロドル　ユーロ円 高値 156.08 1.1616 181.19 61.8％　155.832 1.16095 180.907 50.0％　155.755 1.16075 180.820 38.2％　155.678 1.16055 180.733 安値 155.43 1.1599 180.45＊高値・安値は日本時間20時00分までのレンジを参考にしています。

28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅続落。終値は156.18円と前営業日NY終値（156.30円）と比べて12銭程度のドル安水準だった。日銀が12月の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの見方が強まる一方、米連邦準備理事会（FRB）が12月に利下げを行うとの観測が高まっており、日米金融政策の方向性の違いを意識した円買い・ドル売りが入った。23時過ぎには一時155.99円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値155.73円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となり156.39円付近まで下げ渋った。もっとも、月末のロンドン16時（日本時間1時）のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると再び上値が重くなった。　ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.1598ドルと前営業日NY終値（1.1597ドル）と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。欧州市場では一時1.1556ドルまで値を下げたものの、NY市場に入ると全般ドル売りが優勢に。FRBの追加利下げ観測が引き続き相場を下支えし、一時1.0607ドルと日通し高値を更新した。ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローも観測された。ただ、前日の高値1.1613ドルが目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服し、1.1600ドルを挟んだ狭い範囲内でのもみ合いに転じた。なお、本日は米感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場が短縮取引となった。市場参加者が本格的に戻るのは来週明けになるとみられ、為替市場でも積極的に持ち高を傾ける動きは限られた。　ユーロ円は小幅ながら続落。終値は181.16円と前営業日NY終値（181.25円）と比べて9銭程度のユーロ安水準。22時過ぎに一時180.53円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの持ち直しにつれた買いが入ると一時181.27円付近まで下げ渋った。　カナダドルは上昇。7－9月期カナダ国内総生産（GDP）が前期比年率2.6％と予想の0.5％を大幅に上回ったことが分かると全般カナダドル買いが優勢となった。米ドルカナダドルは一時1.3939カナダドル、ユーロカナダドルは1.6169カナダドル、カナダドル円は112.01円までカナダドル高に振れた。本日の参考レンジ ドル円：155.99円　-　156.58円 ユーロドル：1.1556ドル　-　1.1607ドル ユーロ円：180.53円　-　181.52円

移動平均かい離 & SD（ドル円） 11/29 3:50時点 156.15 円 2σ 1.983 1σ 1.024 5日線かい離 -0.220 （5日移動平均線 156.37 円） -1σ -0.893 -2σ -1.851 2σ 3.971 1σ 2.117 20日線かい離 0.930 （20日移動平均線 155.22 円） -1σ -1.590 -2σ -3.444 移動平均かい離 & SD（ユーロドル） 11/29 3:50時点 1.1599ドル 2σ 0.0140 1σ 0.0076 5日線かい離 0.0023 （5日移動平均線 1.1576 ドル） -1σ -0.0052 -2σ -0.0116 2σ 0.0319 1σ 0.0187 20日線かい離 0.0038 （20日移動平均線 1.1561 ドル） -1σ -0.0077 -2σ -0.0209 移動平均かい離 & SD（ユーロ円） 11/29 3:50時点 181.12 円 2σ 1.701 1σ 0.978 5日線かい離 0.100 （5日移動平均線 181.02 円） -1σ -0.467 -2σ -1.190 2σ 3.556 1σ 2.344 20日線かい離 1.660 （20日移動平均線 179.46 円） -1σ -0.079 -2σ -1.290 ※移動平均かい離 & SDは 移動平均とプライスの差が標準偏差（Standard Deviation）に対して行き過ぎかどうかを判断する測定ツールです。 移動平均かい離&SDでは、移動平均線とプライスの差を利用して正規分布に適応できるかたちにしてあります。 ただ、この測定ツールは移動平均線とプライスの差が行き過ぎかどうかを判断するものですので、ある時点でのプライスそのものがオーバーシュートしているかどうかは判断できません。

参考レート 1.1601ドル 11/29 1:45 パラボリック 1.1623ドル (実勢レートが上回れば買い･下回れば売り示唆) 移動平均線・MA（各レベルで短期が長期を上回れば買い・下回れば売り示唆） 5日移動平均線 1.1577ドル （前営業日1.1559ドル） 21日移動平均線 1.1560ドル （前営業日1.1559ドル） 90日移動平均線 1.1640ドル （前営業日1.1641ドル） 200日移動平均線 1.1433ドル （前営業日1.1427ドル） RSI［相体力指数・14日］ 52.99％ （売られすぎ目安30％・買われすぎ目安70％） ボリンジャーバンド（買われすぎ・売られすぎ水準目安　周期20日） 2σシグマ［標準偏差］上限 1.1644ドル 2σシグマ［標準偏差］下限 1.1479ドル MACD指数平滑移動平均・収束拡散指標 MACD［12、26］ -0.0009 vs -0.0017 MACDシグナル ［かい離幅 0.0008］ （MACDがシグナルを上回れば買い・下回れば売り示唆。かい離幅も反発・反落の目安） 注；テクニカル指標の解釈の説明は一般例のひとつで、同一の指標でも上記以外に様々な判断基準があります。

ドル円　ユーロドル　ユーロ円 高値 156.49 1.1613 181.43 安値 155.73 1.1577 180.76 ＮＹ終値　156.30 1.1597 181.25ﾀｰﾆﾝｸﾞﾎﾟｲﾝﾄ　157.377 1.16503 182.203 ﾚｼﾞｽﾀﾝｽ2 156.933 1.16317 181.817 ﾚｼﾞｽﾀﾝｽ1 156.617 1.16143 181.533 ｷｰﾎﾟｲﾝﾄ 156.173 1.15957 181.147 ｻﾎﾟｰﾄ1 155.857 1.15783 180.863 ｻﾎﾟｰﾄ2 155.413 1.15597 180.477 ﾀｰﾆﾝｸﾞﾎﾟｲﾝﾄ　155.097 1.15423 180.193＊高値・安値は前営業日のレンジを参考にしています。

27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は引き続き動きが鈍かった。4時時点では156.36円と2時時点（156.28円）と比べて8銭程度のドル高水準だった。感謝祭で米休場。欧州勢の動きも止まり、156円前半レンジにとどまった。　ユーロドルは小安い。4時時点では1.1592ドルと2時時点（1.1599ドル）と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1.1602ドルまで小幅に戻した後、やや押し返されただけで特段の方向感はない。欧州勢撤退の時間となり、1.16ドル割れ水準中心の限られた動きだった。　ユーロ円は4時時点では181.25円と2時時点（181.27円）と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ドル円とユーロドルはともに限定的な振れ。ユーロ円は、こう着感を強めた。