〔BREAKINGVIEWS〕中国、香港火災で不動産事業は維持管理主体へ移行加速か

中国・香港株式市場は下落。中国サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が低下し、長期にわたる不動産市場低迷に直面する経済への懸念が高まった。

上海総合指数 終値は19.7120ポイント（0.51％）安の3877.9996。

上海と深センの株式市場に上場する有力企業３００銘柄で構成するＣＳＩ３００指数 3終値は23.286ポイント（0.51％）安の4531.049。

ハンセン指数 終値は334.32ポイント（1.28％）安の2万5760.73。

ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数） 終値は154.10ポイント（1.68％）安の9028.55。

Ｓ＆Ｐグローバルがまとめた１１月のレーティングドッグ中国サービス部門ＰＭＩは５２．１に低下し、５カ月ぶりの低水準となった。

野村の中国担当チーフエコノミスト、陸挺氏はリポートの中で「２０２６年、輸出の伸びは緩やかになると予想される一方、２１年半ばにピークを迎えた不動産セクターは転機が訪れる見込みはほとんどなく、もう１年下降が続く可能性がある」と述べた。

中国不動産大手・万科企業の深セン上場株 は２．７％下落し、０６年終盤以来の安値水準。香港上場株 は３％下落した。

中国のＣＳＩ３００不動産指数 は２．１％安。香港のハンセン本土不動産指数 Hは１．５％安。

格付け会社Ｓ＆Ｐグローバルは２８日、中国不動産大手・万科企業 の長期発行体信用格付けを「ＣＣＣ」から「ＣＣＣ－」に引き下げ、同社をネガティブな意味合いで「クレジット・ウォッチ」に指定した。

経営難に陥っている万科について、財務コミットメントは流動性水準の低下により持続不可能だとしている。

同社の債券と株式は今週、過去最安値を記録。２６日には国内社債の償還延期を初めて要請した。

Ｓ＆Ｐは、万科は現在から来年５月までの間に１１４億元（１６億ドル）の「債券満期の壁」に直面すると指摘。その間に営業キャッシュフローがマイナスになると予測した。

２８日に２０２７年３月満期の元建て社債 (CN149815=)は２２．５％急落し、額面１００元当たり３１元と過去最安値を付け、深セン証券取引所が売買を停止した。２４日には８５元で取引されていた。

他の３つの元建て債も２８日に２０％以上下落し、取引が停止された。

同社の深セン上場株は約１％安。２８日の香港上場株は１．１％高。前日は過去最安値を記録していた。

中国不動産大手、万科企業 の社債価格が２８日に再び急落し、一部は過去最安値を記録した。国内社債の償還延期を初めて要請したことが嫌気されている。

２０２７年３月満期の元建て社債 (CN149815=)は２２．５％急落し、額面１００元当たり３１元と過去最安値を付け、深セン証券取引所が売買を停止した。２４日には８５元で取引されていた。

他の３つの元建て債も２８日に２０％以上下落し、取引が停止された。

万科の債券と株式は、同社が債務再編に直面する可能性があるというメディアの報道を受けて今週下落し始めた。

その後、万科は２６日、１２月１５日満期の国内社債、２０億元（約２億８０００万ドル）の償還延期を債券保有者に求めることを明らかにした。

同社の香港上場株 は２％近く下落し過去最安値を記録。深セン上場株は３％超下落し、２００８年以来の安値を付けた。

＊修正変化率順に列挙　単位は百万円 ＊連結優先で記載しています（連結未修正で単体のみ修正の場合は単体の数値を記載しています）銘柄 ｺｰﾄﾞ 市場 前回 / 今回 決算期 変更箇所 変化率 -------------------------------------------------------------------------- 中央経済 <9476> TS 73 245 9月 最終 236% 岡県運 <9063> TS 840 2420 3月 最終 188% AMGHD <8891> TS 400 765 3月 中間経常 91% 日鉄鉱 <1515> TP 9200 14200 3月 経常 54% 新　東 <5380> TS 20 30 6月 最終 50% ｴｽﾈｯﾄ <5867> TG 195 269 12月 経常 38% フジクラ <5803> TP 103000 132000 3月 最終 28% いよぎん <5830> TP 51500 66000 3月 最終 28% マツダ <7261> TP 53000 68000 3月 経常 28% 筑波銀行 <8338> TP 4100 5200 3月 最終 27% 日化産 <4094> TS 2130 2680 3月 営業 26% 西菱電機 <4341> TS 200 250 3月 経常 25% ソレキア <9867> TS 1540 1910 3月 営業 24% 守谷輸送 <6226> TS 2920 3580 3月 最終 23% ダイダン <1980> TP 23500 28000 3月 営業 19% ﾋﾞｰｴﾝｼﾞ <4828> TP 3700 4400 3月 最終 19% 日石輸 <9074> TS 1100 1300 3月 最終 18% ノリタケ <5331> TP 9000 10500 3月 営業 17% ツツミ <7937> TS 1500 1750 3月 最終 17% 東邦銀 <8346> TP 8000 9300 3月 最終 16% 百十四 <8386> TP 15500 17500 3月 最終 13% ﾊﾞﾝﾄﾞｰ <5195> TP 9500 10500 3月 営業 11% 京阪ＨＤ <9045> TP 30000 32600 3月 最終 9% 武蔵銀 <8336> TP 20400 22000 3月 経常 8% 渋沢倉 <9304> TP 5100 5500 3月 最終 8% 日触媒 <4114> TP 17000 18000 3月 営業 6% KYCOM <9685> TS 470 500 3月 最終 6% 丸建ﾘｰｽ <9763> TS 1770 1870 3月 経常 6% ヤマタネ <9305> TP 5520 5710 3月 営業 3% ｷｯｺｰﾏﾝ <2801> TP 59600 60000 3月 最終 1% 三菱重 <7011> TP 4750000 4800000 3月 売上 1% 滝上工 <5918> TS 0 212 3月 中間営業 -クリップ <4705> TS 9 -50 3月 中間営業 -656% 滝沢ﾊﾑ <2293> TS 100 -66 3月 営業 -166% 三菱ﾛｼﾞ <7105> TS 11000 1000 3月 最終 -91% 東汽船 <9193> TS 103 13 3月 営業 -87% 大田花き <7555> TS 278 128 3月 営業 -54% ＪＭＳ <7702> TS 600 300 3月 経常 -50% 王子HD <3861> TP 60000 35000 3月 経常 -42% 新報国ﾏﾃ <5542> TS 750 500 12月 営業 -33% 日清ｵｲﾘｵ <2602> TP 21000 15000 3月 営業 -29% 小野建 <7414> TP 4000 3000 3月 最終 -25% 名　鉄 <9048> TP 44000 34000 3月 営業 -23% 邦ﾁﾀﾆｳﾑ <5727> TP 2400 1900 3月 最終 -21% 大日塗 <4611> TP 5300 4300 3月 経常 -19% ｵｲﾚｽ工 <6282> TP 6700 5800 3月 経常 -13% 金下建 <1897> TS 10000 9000 12月 売上 -10% ＤＬＥ <3686> TS 2120 1905 3月 売上 -10% ﾃﾉｯｸｽ <1905> TS 23500 21500 3月 売上 -9% 西松建 <1820> TP 420000 400000 3月 売上 -5% ﾗｳﾝﾄﾞﾜﾝ <4680> TP 31220 30136 3月 営業 -3%

＊修正変化率順に列挙　単位は百万円 ＊連結優先で記載しています（連結未修正で単体のみ修正の場合は単体の数値を記載しています）銘柄 ｺｰﾄﾞ 市場 前回 / 今回 決算期 変更箇所 変化率 -------------------------------------------------------------------------- 中央経済 <9476> TS 73 245 9月 最終 236% 岡県運 <9063> TS 840 2420 3月 最終 188% AMGHD <8891> TS 400 765 3月 中間経常 91% 日鉄鉱 <1515> TP 9200 14200 3月 経常 54% 新　東 <5380> TS 20 30 6月 最終 50% ｴｽﾈｯﾄ <5867> TG 195 269 12月 経常 38% フジクラ <5803> TP 103000 132000 3月 最終 28% いよぎん <5830> TP 51500 66000 3月 最終 28% マツダ <7261> TP 53000 68000 3月 経常 28% 筑波銀行 <8338> TP 4100 5200 3月 最終 27% 日化産 <4094> TS 2130 2680 3月 営業 26% 西菱電機 <4341> TS 200 250 3月 経常 25% ソレキア <9867> TS 1540 1910 3月 営業 24% 守谷輸送 <6226> TS 2920 3580 3月 最終 23% ダイダン <1980> TP 23500 28000 3月 営業 19% ﾋﾞｰｴﾝｼﾞ <4828> TP 3700 4400 3月 最終 19% 日石輸 <9074> TS 1100 1300 3月 最終 18% ノリタケ <5331> TP 9000 10500 3月 営業 17% ツツミ <7937> TS 1500 1750 3月 最終 17% 東邦銀 <8346> TP 8000 9300 3月 最終 16% 百十四 <8386> TP 15500 17500 3月 最終 13% ﾊﾞﾝﾄﾞｰ <5195> TP 9500 10500 3月 営業 11% 京阪ＨＤ <9045> TP 30000 32600 3月 最終 9% 武蔵銀 <8336> TP 20400 22000 3月 経常 8% 渋沢倉 <9304> TP 5100 5500 3月 最終 8% 日触媒 <4114> TP 17000 18000 3月 営業 6% KYCOM <9685> TS 470 500 3月 最終 6% 丸建ﾘｰｽ <9763> TS 1770 1870 3月 経常 6% ヤマタネ <9305> TP 5520 5710 3月 営業 3% ｷｯｺｰﾏﾝ <2801> TP 59600 60000 3月 最終 1% 三菱重 <7011> TP 4750000 4800000 3月 売上 1% 滝上工 <5918> TS 0 212 3月 中間営業 -クリップ <4705> TS 9 -50 3月 中間営業 -656% 滝沢ﾊﾑ <2293> TS 100 -66 3月 営業 -166% 三菱ﾛｼﾞ <7105> TS 11000 1000 3月 最終 -91% 東汽船 <9193> TS 103 13 3月 営業 -87% 大田花き <7555> TS 278 128 3月 営業 -54% ＪＭＳ <7702> TS 600 300 3月 経常 -50% 王子HD <3861> TP 60000 35000 3月 経常 -42% 新報国ﾏﾃ <5542> TS 750 500 12月 営業 -33% 日清ｵｲﾘｵ <2602> TP 21000 15000 3月 営業 -29% 小野建 <7414> TP 4000 3000 3月 最終 -25% 名　鉄 <9048> TP 44000 34000 3月 営業 -23% 邦ﾁﾀﾆｳﾑ <5727> TP 2400 1900 3月 最終 -21% 大日塗 <4611> TP 5300 4300 3月 経常 -19% ｵｲﾚｽ工 <6282> TP 6700 5800 3月 経常 -13% 金下建 <1897> TS 10000 9000 12月 売上 -10% ＤＬＥ <3686> TS 2120 1905 3月 売上 -10% ﾃﾉｯｸｽ <1905> TS 23500 21500 3月 売上 -9% 西松建 <1820> TP 420000 400000 3月 売上 -5% ﾗｳﾝﾄﾞﾜﾝ <4680> TP 31220 30136 3月 営業 -3%

★12:30 セガサミーＨＤ－後場売り気配　上期営業益69％減　フルゲーム販売の想定下振れなど響くセガサミーホールディングス<6460.T>が後場売り気配。同社は7日11時30分、26.3期上期（4-9月）の連結営業利益は101億円（前年同期比69.3％減）だったと発表した。市場コンセンサスは125億円。　エンタテインメントコンテンツ事業において、フルゲームの販売およびＲｏｖｉｏ Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔの業績が想定を下回った。パチスロの適合取得の状況により販売スケジュールの入れ替えがあったことや、買収を完了した2社の業績取り込みによる損失計上なども響いた。★12:30 キッコーマン－後場買い気配　通期純利益を上方修正　上期は10％減キッコーマン<2801.T>が後場買い気配。同社は7日11時30分に、26.3期通期の連結純利益予想（IFRS）を従来の596億円から600億円（前期比2.7％減）に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは595億円。　上期までの連結業績や、上期の為替が1米ドル146.57円（前回発表予想1米ドル145.0円）となったことによる為替換算影響などを考慮した。併せて発表した、26.3期上期（4-9月）の連結純利益は313億円（前年同期比9.9％減）だった。金融収支の悪化や為替差損益・ﾃﾞﾘﾊﾞﾃｨﾌﾞ評価損益の悪化により、金融収益が減少したことなどが響いた。★12:30 ＩＩＪ－後場買い気配　上期営業益31％増　コンセンサス上回るインターネットイニシアティブ<3774.T>が後場買い気配。同社は7日12時、26.3期上期（4-9月）の連結営業利益（IFRS）は154億円（前年同期比30.6％増）だったと発表した。市場コンセンサスは147億円。　ネットワークサービスの拡販強化、システムインテグレーションの旺盛な需要により売上高が伸びた。退職金制度改定に伴う一時的な利益の計上なども寄与した。★12:31 ラウンドワン－売り気配　通期営業益を下方修正　上期は計画下振れラウンドワン<4680.T>が売り気配。同社は7日11時30分に、26.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を従来の312億円から301億円に下方修正すると発表した。上期の実績値に基づき下期の売り上げおよび費用を修正した。市場コンセンサスは318億円。　26.3期上期（4-9月）の連結営業利益は149億円（前年同期比7.4％増）だった。上期の会社計画153億円を下振れた。アミューズ景品費の増加や人件費の増加、アミューズ消耗品費の増加により、国内営業損益が予想を下回ったことが響いた。★12:31 ラウンドワン－売り気配　10月度の国内既存店売上高6.1％増　米国は1.9％増ラウンドワン<4680.T>が売り気配。同社は7日11時30分に、10月度の国内既存店売上高は速報値で前年同月比6.1％増だったと発表した。土日祝日の雨天日が多かったことや、引き続きコラボキャンペーンが好調であったことが寄与した。米国の既存店売上高は前年同月比1.9％増だった。★12:31 アステリア－後場買い気配　上期営業益7.2倍　ソフトウェア事業の売り上げ拡大など寄与アステリア<3853.T>が後場買い気配。同社は7日12時、26.3期上期（4-9月）の連結営業利益（IFRS）は5.2億円（前年同期比7.2倍）だったと発表した。ソフトウェア事業の売り上げ拡大や構造改革の進展による利益水準の向上、ＳｐａｃｅＸの評価益計上による投資事業の損益改善などが寄与した。★12:33 日清オイリオ－後場下げ幅拡大　通期営業益を下方修正　上期は33％減日清オイリオグループ<2602.T>が後場下げ幅拡大。同社は7日12時、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の210.0億円から150.0億円（前期比22.2％減）に下方修正すると発表した。　油脂・油糧セグメントにおいて、エネルギー費、物流費、人件費などのサプライチェーン全体でのコストアップなどを背景に販売価格の改定を進めてきたが、想定よりも難航した。販売 数量についても、物価上昇を背景とした生活防衛意識の高まりが一層強まったことから、主にホームユースでの販売数量が減少。国際的なバイオ燃料需要の増加を背景とした油脂需要の高まりや円安の進行などにより、コスト環境がさらに悪化したことも踏まえた。　26.3期上期（4-9月）の連結営業利益は69.7億円（前年同期比32.6％減）だった。